エンディングノート作成にAIを使う|書き出す項目の整理から始める
書店やドラッグストアで見かけて買ってみたエンディングノート。開いてみたものの、資産の欄、医療の欄、友人関係の欄と項目が並んでいるだけで、どこから手をつければいいのか分からず、そのまま引き出しにしまい込んでいないでしょうか。「いつか書かなければ」と思いながら何年も手つかずというのは、決して珍しいことではありません。エンディングノートは決まった正解がない分、白紙のページを前にすると逆に何を書けばいいのか迷いやすいものです。
エンディングノートが手つかずになりやすい理由
エンディングノートが後回しになる背景には、共通した事情があります。
- 項目が多く、どれも大切に思えて優先順位がつけられない
- 「まだ元気なのに書くのは縁起でもない」という気持ちが先に立つ
- 資産や連絡先など、正確に思い出すのに時間がかかる項目で手が止まる
- 一度にすべて埋めようとして、途中で疲れてしまう
こうした事情はどれも、書く気持ちがないからではなく、取りかかる順番が見えないために止まっているだけです。全部を一気に完成させようとせず、話しやすいところから少しずつ言葉にしていく進め方に変えると、負担はぐっと軽くなります。
AIに「書き出す項目の整理」を任せてみる
AIWAYが大切にしている「教わるより、任せる」という発想は、エンディングノートづくりにも活かせます。具体的には、次のような使い方ができます。
- 思いつくままに話した内容を、AIに「医療・介護」「資産・契約」「連絡してほしい人」などのテーマ別に仕分けしてもらう
- 一般的なエンディングノートによく載っている項目の一覧をAIに挙げてもらい、自分に関係あるものだけを選ぶ
- 曖昧な記憶しかない項目は「あとで確認する」の印をつけてもらい、書ける部分から先に進める
- 家族に伝えたい気持ちの部分は、思い浮かんだ言葉をそのまま話し、AIに読みやすい文章へ整えてもらう
完成させることより、「今日はこの項目だけ」と区切って少しずつ埋めていくことのほうが、結果として最後まで続けやすくなります。空欄が残っていても、書けた部分から家族に伝わる意味は十分にあります。
たとえば「エンディングノートに書くことを一緒に整理してほしい」とAIに伝えると、まず「今日はどのテーマから話したいですか」と聞き返してくれます。「医療のことから」と答えれば、延命治療についての希望、かかりつけ医の情報、持病やアレルギーの有無など、具体的な質問を順番に投げかけてくれるので、思い出しながら答えていくだけで項目が埋まっていきます。一度にすべてを網羅しようとせず、テーマごとに区切って会話することで、負担なく前に進められます。
書き進めるときの工夫
実際に手を動かす段階でも、AIと一緒に進められる工夫があります。
- 資産や契約の欄は、通帳や保険証券を手元に集めてから、確認できた分だけAIと一緒に記録する
- 医療や介護の希望は、まず思っていることを話し、後から資料として読みやすい形にまとめてもらう
- 友人・知人の連絡先は、思い出すたびに追記していく前提にし、無理に一度で完成させない
- 書いた内容に矛盾や抜けがないか、あとでAIに一緒に見直してもらう
- 手書きの原本とは別に、話した内容の下書きをテキストで残しておき、書き直すときの参考にする
書きかけのまま置いておいても構わないという気持ちで始めると、最初の一歩がぐっと軽くなります。ノート自体は市販のものでも、白紙のノートでも構いません。大切なのは形式よりも、そこに書かれた内容が家族にとって分かりやすいかどうかです。項目の抜けや表現のわかりにくさは、AIと一緒に読み返す段階で気づけることも多いものです。
遺言書とは役割が違うことを知っておく
エンディングノートは、法的な効力を持つ遺言書とは別のものです。財産の分け方など法的な判断が必要な内容は、専門家に相談したうえで正式な書類として残す必要があります。AIに任せられるのは、あくまで「気持ちや情報を整理して言葉にする」段階までで、法的な手続きは専門家の力を借りる、という役割分担を意識しておくと安心です。家族との話し合いそのものについては、相続や終活の話し合いにAIを使う|家族との対話の整理でもご紹介していますので、あわせて参考にしてください。
思いついたことをそのまま話しかけるところから形にしていくという進め方は、AIKOAIが大切にしている「話しかけるだけで進められる」という考え方にも通じるところがあります。
まとめ
エンディングノートが手つかずになりやすいのは、項目の多さと「一度に完成させなければ」という構えが原因です。テーマ別に仕分けする、書ける項目から先に進める、曖昧な部分は印をつけて後回しにする——この進め方をAIと一緒に取り入れることで、少しずつ書き進めやすくなります。法的な判断は専門家に任せながら、AIWAYは「教わるより、任せる」という考え方で、こうした個人的な作業にも静かに寄り添っていきたいと考えています。
「これ、できるのかな?」と思ったら。些細なことでも、まずは聞かせてください。
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