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自分史・人生の記録づくりにAIを使う|思い出を言葉にして残す

還暦や退職を迎えたとき、「そろそろ自分の歩んできた道を、文章に残しておきたい」と思う方は少なくありません。子や孫に伝えておきたい記憶、忘れないうちに書き留めておきたい出来事。けれど、いざ机に向かってみると、どこから書き始めればいいのか分からず、白紙のノートを前に手が止まってしまう。そんな声をよく耳にします。自分史づくりは、書きたい気持ちはあっても最初の一歩が重く、途中で挫折しやすいテーマの一つです。

なぜ自分史は「あとまわし」になりやすいのか

自分史が思うように進まない背景には、次のような事情が重なっています。

  • 出来事は覚えていても、何年の話だったか順番があいまいになっている
  • 「立派な文章にしなければ」という構えが、書き始めるハードルを上げてしまう
  • 一気に全部書こうとして、途中で何を書いたか分からなくなる
  • そもそも何を書けばいいのか、テーマの絞り方が分からない

一人で最初から最後まで書き上げようとすると、こうした壁のどこかで手が止まってしまいがちです。そこで、記憶を掘り起こす「聞き役」の部分をAIに任せてみるという選択肢があります。

AIを自分史づくりの聞き役にする

自分史づくりでAIに任せやすいのは、次のような部分です。

  1. 断片的に覚えている出来事を話しかけ、時系列に沿って質問を投げ返してもらう
  2. 「子ども時代」「仕事」「家族」など、書きやすいテーマごとに話す順番を提案してもらう
  3. 話した内容を、読みやすい文章の形に一度整えてもらう
  4. 同じ話の繰り返しや、時期のずれがないかを一緒に確認してもらう

ポイントは、最初から立派な文章を求めないことです。AIに「こう書いて」と丸投げするのではなく、「覚えていることをそのまま話すので、質問しながら引き出してほしい」と伝えると、記憶を思い出す作業そのものが軽くなります。話す手段も、キーボードで打つ、音声で話しかける、思いつくままに単語だけ並べる、どれでもかまいません。形を整えるのはあとからAIに任せられるので、まずは記憶を取りこぼさないことを優先すると気持ちが楽になります。

実際にやってみると

たとえば「子ども時代の思い出を話したいのだけれど、何から聞けばいい?」とAIに伝えると、通っていた学校のこと、仲の良かった友人との遊び、印象に残っている出来事、といった具体的な質問を返してくれます。一つ答えると、そこから枝分かれするようにさらに質問が続き、忘れていた記憶がぽつぽつとよみがえってくることがあります。

自分史は、最初から通しで書こうとすると挫折しやすいものです。「今日はこの時期の話だけ」と区切って少しずつ話し、AIに整理を任せていくほうが、結果として最後まで書き続けやすくなります。

思い出した出来事は、その場でAIに時系列順へ並べ直してもらったり、似た内容が別の場所に散らばっていないか確認してもらったりすると、後からまとめる作業がぐっと楽になります。文章の言い回しも、堅苦しくしたいのか、語りかけるような口調にしたいのか、希望を伝えれば整えてもらえます。

一つの物語にまとめていく

ある程度の断片がそろってきたら、次はそれを一つの流れにまとめる段階です。

  • 章立て(子ども時代・学生時代・仕事・家族など)の案を出してもらい、自分の記憶と照らし合わせて並び替える
  • 章と章のつなぎ目に、当時の世の中の様子や自分の年齢を添えてもらい、読み手が時代感をつかみやすくする
  • 一通りまとまったら、家族に読んでもらう前提で、分かりにくい表現がないか一緒に見直す
  • 書ききれなかった細かな記憶も、後日思い出した分だけ追記していく前提にしておく

一度に完成させる必要はありません。区切りのよいところまでまとまったら、そこでいったん形にしておき、また思い出したときに書き足していく。そのくらいの気軽さで続けるほうが、結果として長く書き続けられます。

写真も一緒に残しておきたい場合は、AIで写真整理・思い出の記録を楽しく残すでご紹介している整理の考え方もあわせて参考にしていただけます。文章という形にせよ写真という形にせよ、大切なのは「思い出したことを、その都度言葉にしておく」という積み重ねです。話しかけることから何かを形にしていくという発想は、AIKOAIが大切にしている考え方にも通じるところがあります。

まとめ

自分史づくりが進まない理由の多くは、「最初から立派に書かなければ」という構えと、記憶の断片をどう並べればいいか分からない迷いにあります。断片を話しかけて引き出してもらう、時系列に整理してもらう、章立てにまとめてもらう——この3つの段階でAIを聞き役にすることで、途中で手が止まらずに書き進めやすくなります。AIWAYは「教わるより、任せる」という発想を大切にしており、自分の人生を言葉に残すという個人的な作業にも、その考え方が静かに寄り添えると考えています。

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