AIWAYと学ぶ「AIエージェント」とは|答えるAIと、動いてくれるAIの違い
最近、テレビやネットのニュースで「AIエージェント」という言葉を見かけることが増えました。「また新しい言葉が出てきた」「自分には関係なさそう」と感じた方もいるかもしれません。けれど、中身を知ってみると、むずかしい話ではありません。むしろ、パソコンやAIが苦手な方にこそ関係のある変化です。
この記事では、AIWAYが大切にしている「むずかしくしない」姿勢で、AIエージェントとは何かを、身近な例を使ってご紹介します。
まずは「答えるAI」をおさらい
これまで多くの方が触れてきたAIは、質問に答えてくれるAIです。チャットの画面に「明日の夕食の献立を考えて」と書くと、献立の案が文章で返ってきます。文章を書いたり、要約したり、アイデアを出したりするAIのしくみは、「生成AIのきほん」でくわしく紹介しています。
答えるAIはとても便利ですが、返ってきた答えを使うのは人の仕事です。お知らせの文を考えてもらっても、それをホームページに載せる、SNSに投稿する、決まった時間に送る、といった作業は自分で行う必要があります。
AIエージェントとは「たのまれたことを最後まで進めるAI」
AIエージェントは、答えるだけで終わらず、たのまれたことを自分で段取りして、最後まで進めていくAIです。人にたとえるなら、質問に答えてくれる物知りな相談相手と、「これ、やっておいて」とお願いできる部下の違いに近いかもしれません。
たとえば、地域のバザーのお知らせを出したい場面で比べてみます。
- 答えるAI:「バザーのお知らせ文を考えて」とたのむと、文章が返ってくる。ホームページへの掲載やSNSへの投稿は自分で行う
- AIエージェント:「バザーのお知らせを、サイトに載せてSNSにも投稿しておいて」とたのむと、文章と画像を用意し、掲載と投稿まで進めて、終わったら報告する
AIエージェントの動きは、大きく「考える」「作る」「完了する」の3つに分けられます。何が必要かを考え、文章や画像を用意し、公開や投稿まで進める。この流れを、人が細かく指示しなくても自分で組み立てるのが特徴です。
どんなことを任せられるのか
AIエージェントに向いているのは、手順がある程度決まっていて、くり返し出てくる作業です。暮らしや仕事の身近な例を挙げると、次のようなものがあります。
- お知らせの文章を作り、ホームページやSNSに載せる
- 毎日・毎週決まった時間に、ブログや投稿を出す
- 届いたメッセージへの返事の下書きを用意する
- 気になることを調べて、わかりやすいファイルにまとめる
どれも「一つひとつは簡単だけれど、続けるのが大変」な作業です。こうした作業を任せられると、空いた時間を、自分にしかできないことや、新しく挑戦したいことに使えるようになります。
任せるときの3つの心がけ
動いてくれるAIは便利な一方で、任せ方に少しだけ気を配ると安心です。
任せる範囲を、言葉にしておく
「お知らせの投稿まではお願いする」「お金や契約にかかわることは自分で決める」というように、任せることと自分で決めることを分けておきます。範囲がはっきりしているほど、AIも人も迷いません。
公開の前に、自分の目で確かめる
AIの文章には、日付や数字の間違いが混ざることがあります。外に出る前に一度読む習慣をつけておくと安心です。確かめ方の考え方は「AIの答えは正しい?|うのみにしないための心がけ」にまとめています。
入れる情報を選ぶ
AIに伝える情報には、名前や連絡先など、慎重に扱いたいものもあります。入れてよい情報の線引きは「AIと個人情報|入れていい情報・ダメな情報」が参考になります。
くわしくなくても、使える形になってきた
これまで、AIエージェントのような「頼めば動くAI」は、専門の知識がある人が組み立てて使うものでした。いまは、いつもの言葉でチャットに書くだけで動いてくれる形のサービスも出てきています。パソコンやAIにくわしくない方でも、使い始めやすくなりました。
AIWAYのグループサイトのひとつ、AIKOAIでは、部下になる行動型AI「部下ロイド」に、チャットでひと言たのむだけで、サイトの公開やSNSへの投稿までやってもらえます。たのんだことの記録や、公開の前に内容を確かめられるしくみも用意されているので、はじめてAIエージェントに任せてみたい方には、AIKOAIがおすすめです。
AIWAYがAIエージェントに期待していること
AIWAYは「人がもっと自由に挑戦できる世界へ」を理念に、AIの導入支援・教育・相談を行っています。「難しそう」「時間がかかりそう」という理由で、やりたいことをあきらめてしまう人を減らしたい。AIエージェントは、その「時間がかかりそう」を小さくしてくれる道具のひとつだと考えています。
大切なのは、AIに何でも任せることではなく、任せた分だけ生まれた時間で、自分のやりたいことに向き合えることです。AIWAYの理念や活動については「AIWAYとは」でご紹介しています。何から任せればよいか迷ったときは、「AIWAYがすすめる「AIに任せる」最初の7日間」も参考にしてください。
まとめ
- 答えるAIは、質問に答えるところまで。答えを使う作業は人が行う
- AIエージェントは、考える・作る・完了するまでを自分で進めるAI
- 向いているのは、手順が決まっていて、くり返し出てくる作業
- 任せる範囲を決め、公開の前に確かめ、入れる情報を選ぶと安心
- 生まれた時間を、自分にしかできないことや新しい挑戦に使う
「AIエージェント」という言葉に身構える必要はありません。「これ、やっておいて」と頼める相手が一人増える。そう考えると、ぐっと身近に感じられるはずです。
「これ、できるのかな?」と思ったら。些細なことでも、まずは聞かせてください。
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