AIで転職・キャリアチェンジを考える|棚卸しと「次の一歩」の整理
「今の仕事のままでいいのだろうか」。そんな思いがふと頭をよぎっても、すぐに転職活動を始められる人ばかりではありません。求人サイトを開いてはみるものの、自分が何を強みにできるのか、そもそも何がしたいのかがはっきりしないまま、ブラウザを閉じてしまう。そうやって「考えるだけの時間」が何ヶ月も過ぎていく方は少なくありません。今日は、履歴書を書き始めるよりも前の「考える段階」で、AIをどう使えるかをご紹介します。
転職を考え始めたときに、最初につまずくこと
転職やキャリアチェンジを考え始めた人が最初に立ち止まる理由には、共通したパターンがあります。
- 「辞めたい」気持ちはあっても、「何がしたいか」がはっきりしない
- これまでの経験の中で、何が強みなのか自分では判断しづらい
- 家族やお金のことを考えると、勢いだけでは踏み出せない
- 相談できる相手が身近におらず、一人で堂々巡りしてしまう
これらはどれも、性格や意志の弱さの問題ではありません。自分のことは近すぎて、かえって客観的に見えにくいものです。この「見えにくさ」を整理する相手として、AIはちょうどいい距離感を持っています。
「棚卸し」から始める、というAIの使い方
転職活動というと、多くの人は求人を探したり履歴書を書いたりする段階を思い浮かべます。しかし本当に時間をかけたいのは、その手前にある「棚卸し」の段階です。AIには、次のような順番で付き合ってもらうとうまくいきます。
- これまでの仕事内容を、思いつくまま時系列で箇条書きにして伝える
- その中から「大変だったけれど達成感があった仕事」「逆に苦痛だった仕事」を分けて伝える
- AIに、そこから見えてくる自分の得意なこと・避けたいことを言葉にしてもらう
- 「今の職場で活かせる部分」と「別の環境でないと活かせない部分」に分けて整理してもらう
この時点ではまだ、転職するかどうかを決める必要はありません。棚卸しの結果、今の職場での働き方を見直すだけで気持ちが軽くなる人もいれば、はっきりと転職の意思が固まる人もいます。どちらに転んでも構わないという前提で始めることが、この段階では大切です。
聞き方に迷ったら、次のような言い方から試してみてください。
- 「10年分の仕事内容を書き出すので、共通して出てくるキーワードを教えてください」
- 「同僚から褒められたことを思い出せるだけ書くので、そこから見える強みを言葉にしてください」
- 「今の仕事の何にモヤモヤしているのか、話しながら整理を手伝ってください」
質問の形が決まっているわけではありません。うまく言葉にできないまま話しかけても、AIが「それはつまりこういうことですか」と聞き返してくれるので、少しずつ的が絞られていきます。
実際にやってみると
たとえば「経理として8年働いてきたが、最近は数字よりも人と話す仕事にやりがいを感じる」とAIに伝えると、これまでの経験の中で人と関わってきた場面を一緒に洗い出し、「経理の知識を活かしながら人と関わる仕事」という方向性をいくつか提案してくれます。そこから「その中で興味を持てそうなものはどれか」「今の会社で異動として実現できないか」まで踏み込んで相談することもできます。
転職で一番時間がかかるのは、実は応募書類を書く作業ではなく、「自分が何を求めているのか」に答えを出すまでの時間です。ここをAIと一緒に整理するだけで、堂々巡りしていた考えが少しずつ形になっていきます。
AIが出す答えをそのまま採用する必要はありません。「それは違う」「でもこの部分は当たっている」と反応しながら会話を重ねるうちに、自分の言葉で考えを説明できるようになっていきます。
次の一歩の選び方は一つではない
棚卸しを終えたあとの「次の一歩」は、転職だけとは限りません。今の会社での異動を相談する、副業として少しずつ試してみる、あるいは思い切って自分の力で商品やサービスを届ける挑戦に進む人もいます。もし後者のように、自分の得意なことをブランドや商品というかたちで世の中に届けたくなったときは、話しかけるだけで準備を進められるAIKOAIも選択肢のひとつです。実際に転職活動を始める段階まで気持ちが固まったら、AIで就活・転職準備|履歴書・自己PRを一緒に考えるもあわせてご覧ください。
考えを一人で抱え込まず、AIのような相手に話しながら整理していくという姿勢は、AIWAYとはでご紹介している「教わるより、任せる」という考え方にも通じています。
まとめ
転職やキャリアチェンジで大切なのは、勢いよく動き出すことよりも、自分の経験を丁寧に棚卸しし、「次の一歩」を自分の言葉で説明できる状態にすることです。AIは答えを与えてくれる存在ではなく、堂々巡りする考えを一緒に整理してくれる相手です。今すぐ転職するかどうかを決めなくても構いません。まずは、これまでの経験を話してみることから始めてみてください。
「これ、できるのかな?」と思ったら。些細なことでも、まずは聞かせてください。
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